外装を劣化させる要因は?
外装工事を行う目的として、劣化した外装を新しくしたいというのがほとんどだと思います。そこで今回は、外装が劣化する要因は何なのか解説していきます。
外装が劣化する要因となるものはたくさんありますが、今回は代表的なものを3つ紹介します。
■建物自体に動き
建物は日々少しずつ動いており、このわずかな建物の動きが塗装下地に影響を与えます。木材や鉄は温度によって収縮を繰り返しており、目には見えませんが建物は少し動いているのです。建物の動きによって塗装下地が引っ張られたり圧がかかったりすることで、外装は劣化してしまいます。
■紫外線や雨風などの外的要因
建物は日々外的要因にさらされています。紫外線や雨なども外装劣化の大きな原因です。例えば、西日が当たりやすい建物の西側は東側に比べて劣化が早いというものがあります。雨も外装に影響を与えるのですが、この場合セラミック塗装など外装の種類によっては雨や風対策を行う事ができます。
■塗装下地の乾燥
最初塗装下地は水分を含んでいます。しかし、時間とともに乾燥し、次第に縮んでいきます。すると油膜が引っ張られてしまいひび割れがおきてしまう原因になります。ひび割れが大きくなることで劣化のスピードが上がってしまいます。